スタッフブログ 2011.05.10 まめ知識!【家づくりの建築用語編①】~松本支店担当~

家づくりを検討されている方や、今取り組んでいる方の中には、
聞きなれない建築用語を一つずつ
調べられているのではないでしょうか?

本日より、少しずつ解説していきたいと思います。
松本支店社員がI様邸にご協力を頂き、
着工からこだわりあふれた家が
完成していく様子をお届けしながら、解説していきます。

I様、どうぞ宜しくお願い致しますね。

まずはこちら!
◇遣り方(やりかた)

遣り方とは『基礎工事の道しるべ』のことを指します。

建築工事に着手する上で非常に重要な工程で、
建物の基本となる位置や高さを出すための、
建物の周りに作る囲いのことを言います。

◇貫(ぬき)

建物の位置は貫(ぬき)と呼ばれる
柱間に打ち付ける部材のことで、
写真では水平に取り付けられる板のことを指します。

この貫に建物の基準となる基礎や壁の芯を出して、
貫に書き込んだ位置に釘を打ち、
糸を張って位置を出していきます。

建物の大小に関わらず行われる作業の一つになり、
基礎工事終了後には撤去されます。

◇床堀(とこぼり)
“床堀”と書いて「とこぼり」と読みます。

地面を設計図に基づき、遣り方で示した位置・高さに合わせて、
所定の深さに堀揃える作業のことをいいます。

◇砕石敷き(さいせきしき)

床掘終了後、砕いた石を詰めることをいいます。

基礎ベース部分がのる重要な部分で、
良質な地盤をつくるのが目的です。

基礎にかかる荷重がこの砕石を介して
地盤へと均等に伝わっていきます。

本日はここまで!

次回は配筋などを解説していきたいと思います。