スタッフブログ 2015.11.30 まめ知識【気密】
皆さまこんにちは!
木曾ひのきの家もりぞうです。
いつももりぞうのブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、本日のブログはまめ知識。
前回の予告通り【気密】についてです!
さて、住宅の気密性とは?
これは、家のすき間の少なさ(多さ)を表わします。
すき間の少ない場合を気密性が高いと言います。
気密性の高い家のメリットは大きく2つです!
1.冷暖房効率、換気効率が良く省エネで、かつ快適に!
2.ホコリや花粉、虫などの有害物質の家への侵入を最少に!
すき間を通して空気が出入りすることで熱(暑さ、寒さ)や湿気が室内外で移動します。
この空気の移動による熱・湿気の移動を少なくするために、
すき間を減らすのが気密対策です。
イメージしてみてください・・・
すき間だらけの家で換気扇をまわすのと
すき間が小さい家で換気扇をまわすのでは
どちらが隅々まで換気ができ、効率が良いでしょうか?
省エネにつながるでしょうか?
『換気扇をまわす』の部分を
『冷暖房をする』に置き換えてみると、分かりやすいですね!
答えは、すき間が小さい家。
気密性の低い家は、例えてみると穴のあいたストローのような感じです。
なかなか上手く飲めないですよね。
・イメージ
気密性はC値という値で表わされます。
C=●㎡/㎡
延床面積1㎡あたり、どのくらいのすき間があるかという数字ですので、
数が小さく0に近づくほど気密性が高いということになります。
もりぞうでは、全ての建築中現場で気密測定をしています。
もりぞうの目標基準は、C≒0.6㎡/㎡
1㎡あたり、6ミリ㎡しかすき間が無いという住宅業界の中でも大変高いレベルです。
メリットの1と2を高いレベルで実現させます。
ただし、気密性だけを高めても室内の空気環境が良くなるとは言えません。
必要な換気量を確保しながら、熱のロスを減らすことも重要です。
木曾ひのきの家 もりぞう