ひのきの家に住んでみて。 お客様の暮らし

「四季を楽しむことが増えた。坪庭のある和モダンな家」

INTERVIEW 10

  • 建築場所/山梨県

木のぬくもりと四季を感じる高台の家
眺めの良い高台に家を建てたKさまご一家。
念願だった坪庭を設えた趣きのある住まいで、
季節の変化を楽しむ暮らしが始まりました。

玄関からの眺め。
家の中心に和室を配置したことで、玄関から坪庭へと視線が抜け、空間の広がりを感じさせる。

家づくりのテーマとなった坪庭のある和室。柱には節が少ない木曾ひのきを使用し、落ち着いた雰囲気の空間に。坪庭の竹垣は風合いを重視し、本物の竹を使用。年月とともに深みが増すという。

坪庭のある和モダンな家
閑静な高台の立地に建つKさま邸。吹き抜けのリビングや窓からの見事な眺望が開放感を、和室に面した坪庭が自然の潤いを感じさせてくれます。この家には、Kさまと2人の息子さん、2匹の愛猫が暮らしています。
以前は住宅密集地にある家に暮らしていたKさまご一家。新しい住まいを建てるきっかけとなったのは、たまたま足を運んだ住宅設備関係のイベントだったといいます。「良い設備がたくさん出ていることを知り、その当時私の姉も家を建てたばかりだったこともあり、私たちも家を建てたいね、という話になりました」(Kさま)。
家づくりにあたり、Kさまご一家が理想としていたのは「和を取り入れた家」。住宅展示場を訪ね、いくつものモデルハウスを巡るなか、琴線に触れたのがもりぞうの家でした。「落ち着ける和テイストな家をイメージしていたので、もりぞうさんの和モダンなデザインにはとても惹かれました。元々木材に強いこだわりは持っていなかったのですが、木曾ひのきをふんだんに使ったぬくもりのある空間も魅力的に感じました」(Kさま)。
こうして、もりぞうとともに家づくりを始めたご一家。設計の際、特にこだわったのは「四季のうつろいを感じさせてくれる坪庭」でした。もりぞう担当者・庄司さんと建築士も交えて、坪庭のある和室の位置について話し合いを重ねたといいます。最終的に家をコの字型にして、へこみの部分に坪庭スペースを設けることで、玄関から坪庭へと視線が抜ける奥行きのある空間をつくりました。「坪庭は色々とイメージを持っていたので、植栽業者の方に自分で描いた絵を見せて理想を伝えたりして、現在の形にしていただきました」(Kさま)。一方、息子さんたちは、家全体について黒を基調としたシンプルなデザインを希望。階段や水まわりといった細部まで、こだわりを詰めこみました。

南向きの窓からたっぷりと光が入り、開放感のある吹き抜けのリビング。ご長男の希望で、階段の側面には圧迫感を与えないガラスを選んだ。

四季の移ろいを感じる日々
Kさま邸が完成してから約1年。以前の住まいと比べて、暮らしも大きく変化したといいます。「以前の家は日当たりが悪く、冬はとても寒かったのですが、今は日当たりも風通しもとても良いので、冬も夏もエアコンをつけなくても大丈夫なんです」(Kさま)。
また、趣味として水彩画教室に通っているというKさまは、自分の描いた絵を住まいに飾ることが憧れでした。「以前の家では絵を飾るという気分にはならなかったのですが、今では、絵を飾りたい場所がたくさんあります」という言葉どおり、住まいの各所にKさまの描いた水彩画が飾られており、空間にあたたかみを与えています。
この住まいで暮らし始めてから「四季を楽しむことが増えた」というKさま。「リビングから出られるウッドデッキでは、夏は親戚を呼んでバーベキューを、十五夜のときにはススキや座布団を置いて家族でお月見をしました」(Kさま)。他にも、坪庭の紅葉の色づきや、窓から見える富士山の姿に、四季の移ろいを感じる生活を楽しんでいます。
「木曾ひのきは200年に渡り、強度を増していくと言われているので、この家とともに家族も成長していければいいなと思っています」と話すKさま。理想を叶えたこの住まいが、これからもKさまご一家の暮らしを彩っていくことでしょう。

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