ひのきの家に住んでみて。 お客様の暮らし
「心地よく過ごすむくり屋根の平屋」
INTERVIEW 15
- 建築場所/茨城県
どこにいても家族の気配を感じられる一体感のある家づくりを行ったYさまご夫妻。理想を叶えた新居で豊かな日々を送っています。
むくり屋根の家に一目惚れ
大きな弧を描く美しいむくり屋根が印象的なYさま邸。ご主人の実家の敷地内に今年3月に完成したばかりの住まいを訪れると、Yさまご夫妻と元気いっぱいな1歳のお嬢さまが迎えてくださいました。玄関から中に入ると、随所にあしらわれた木曾ひのきとペイントドアがバランスよく組み合わされた空間が広がります。
以前は1LDKのアパートに暮らしていたというご夫妻。お子さまの誕生をきっかけに、戸建ての家づくりを考えはじめたそうです。ご夫妻は早速、茨城県内にある住宅展示場を見学に行ったといいます。「はじめは家づくりに対して、具体的なイメージができなかったのですが、何度も住宅展示場に足を運ぶにつれて、だんだんと理想の家のイメージが固まってきました」とご夫妻。
お二人がコンセプトとしたのは「木のぬくもりのある家」。このコンセプトにマッチしたのが、何度目かの住宅展示場見学で出会ったもりぞうの家でした。「最初に目を引いたのが、むくり屋根のかわいらしい外観でした。中に入ると、見学したどこの家よりも居心地のよさを感じました。また、木曾ひのきと和モダンのバランスが取れた内装も、もりぞうさんに惹かれたポイントの一つです」(ご主人)。一方、奥さまも「展示場を見学したその日のうちに、完成見学会に参加したのが印象に残っています。住まわれている方の趣味が反映された個性的なお家だったのですが、木の雰囲気も感じられて、すごくよかったです」と振り返ります。
家族3人がゆったりと過ごせる、一体感のあるLDK。キッチンの右側は廊下へとつながる。
平屋造りとモダンテイストが調和する住まい
家づくりにあたり、ご夫妻が要望したのは平屋建ての家。「実家が2階建てだったので、平屋の家に憧れを持っていました」とご主人。一方、奥さまは「私は実家が平屋だったので、新しい家でもワンフロアの使い勝手のよさを希望していました」と話します。また、間取りで大切にしたのは、どこにいても家族の気配が感じられる空間と使い勝手のよい家事動線。この二つのポイントを実現するために、キッチンから浴室や洗面室などの水回りへと、ぐるりと回遊できる動線を確保しました。「以前の住まいと比べて家事もしやすく、使い勝手がよくなりました。LDKと水回りがゆるやかにつながっているので、家族の気配も感じられます」と微笑む奥さま。内装のデザインは、もりぞうのインテリアコーディネーター・金野さんと打ち合わせを重ねたというご夫妻。「金野さんからはさまざまな提案をいただきましたが、特に悩んだのがペイントドアの色です。どの場所にどの色を選ぶのかを最後まで悩んだので、実際に家が完成して見るまでは不安でしたね」と奥さまは振り返ります。
むくり屋根の平屋造りとモダンテイストの内装が調和する住まいで、新たな暮らしをスタートしたYさまご一家。「想像以上にかわいらしく、居心地のよい家になりました。自分たちで考えてつくった家なので愛着がわきますね。もりぞうさんの家は高断熱・高気密なので、寒い日に母屋からこの家に帰ると、特に温かさを感じます」と声を揃えるご夫妻。これからも、ご家族の暮らしを見守るこの家とともに楽しい思い出を紡いでいくことでしょう。