スタッフブログ 2011.05.31 まめ知識!【家づくりの建築用語編④】~松本支店担当~
松本支店・設計の小林です。
本日もI様邸にご協力頂き、
家づくりの建築用語を解説していきたいと思います。
まずはこちらの写真をご覧下さい!
土台敷き込み後、足場建てこみ状況の写真になります。
これは土台敷きが終わり、上棟前の状況です。
◆土台(どだい)
建物の最下部にあって、上の重みを支えるものです。
構造躯体と基礎の間に設けられる構造材のことをさし、
基礎の上に横に寝かせ、アンカーボルトによって
基礎と緊結します。
柱の荷重を受ける水平材で、
建物全体の荷重を基礎に伝える役目をもっています。
◆上棟(じょうとう)
基礎工事が終わり、土台を固定し柱や梁(はり)をくみ上げ、
最上部の棟木(むなぎ)が取り付けられるまでの作業を指し、
棟上や建て前とも言います。
ちなみに梁(はり)とは屋根や上階の床の重さを受けるてまえに、
柱上に渡される横に渡した木をいいます。
棟木(むなぎ)とは屋根の骨組の一番上に用いられる
水平材のことをいいます。
さて、次ご紹介するのは上棟の様子です。
天気に恵まれて、順調に建物が組みあがって行きました。
おや、大工さんが何か作業をしていますね・・・
これは下げ振りで柱の垂直を確かめながら仮止めをしているところです。
◆下げ振り(さげふり)
垂直を出すために、糸で円錐形の振り子を吊るし、
その重力を利用して垂直を測定する道具のことです。
みるみるうちに作業が進んでいき、上棟工事が完了しました!
上棟後は、建物全体をブルーシートで囲い養生します。