スタッフブログ 2012.09.03 山梨支店日常報告!絆活動~お客様宅訪問編11~
こんにちは!
木曾ひのきの家 もりぞう山梨支店の加藤です。
もう9月だというのにまだ暑いですね。
先日、朝霧高原で牧場を営んでいるお客様のところに伺ったら、
「今年はスズメバチが低い所に巣を作ったから、台風の
当たり年になるかもしれないねえ・・・」なんて言われていました。
災害につながらないよう用心していきましょう。
さて、本日は私が担当いたしましたN様の
‘スーパー給湯器導入物語’をご紹介します。
甲府盆地の夏は暑い!分かっていても暑い!
でもその割に冬は寒い!という寒暖差の激しい山梨に
移り住んで6年目になるN様ご夫妻は、
この土地柄でも何とか快適に過ごせる家はないものかと思案しながら、
家づくりをスタートさせたそうです。
そこで行き着いた家が、断熱のしっかりした北欧の輸入住宅!
それももちろんすばらしい選択でしたが、決めかけていた時に
ご主人の頭の中に少しだけ引っかかることが出てきたそうです。
それは・・・、
①ここは日本だしなぁ、素材とか大丈夫やろか?
②今はインテリアとか気に入っているんやけど、歳取ったらどうなんやろ?
というわけで、晴れて木曾ひのきの家もりぞうで建築。
そして1年が過ぎました。
前置きはこれぐらいで、本題に入ります。
今から1年半前、ちょうどN様のプランも固まり
着工の準備段階に入ったころ、あの東日本を揺さぶった
大震災に見舞われました。それまでは何の疑いもなく、
当たり前のようにオール電化での計画でしたが、
原発事故の凄惨さを目の当たりにし、
奥様はすっと立ち上がり何のためらいもなく、
「加藤さん、うちはあれ(‘スーパー給湯器’)で行く、
電気に頼りすぎてはあかん!」
というわけで、‘スーパー給湯器’とガスコンロの導入が決定いたしました。
この‘スーパー給湯器’とは太陽熱給湯なのですが、
通常の太陽熱給湯とは違い、屋根の上で不凍液を温めて
家の中で水道水と熱交換し利用します。
したがっていつも新鮮な水道水を太陽の力で瞬時にお湯にするため、
飲用に使えるスグレモノです。
先日、その後の使用状況の確認を兼ね、施工担当S社のEさんと
ともにN様宅にお邪魔しました。
記憶力抜群のノンちゃんも日に日に成長しています。
お庭もきれいになりました。
この日の予想最高温度は36.5℃体温並みです。
N様は少し冷房を入れて迎えてくれましたが、
普段は夏でも冷房無しで十分暮らせるそうです。
以前の住まいでのガスの使用量は、
お風呂とキッチン給湯とガスコンロで
概ね一か月あたり16m³使っていました。
今はガスコンロだけで約3m³使います。
家族の人数は変わっていないので、計算すると
ガス消費全体の8割以上はお風呂とキッチンの給湯で使うんですね。
調理に使うガスは2割未満です。
太陽の熱でガス消費の8割がまかなえるからすごいですね。
今、家のエネルギー源については大関心事。
太陽熱を利用して節約&快適に住まわれている
N様をご紹介いたしました。
ブログでは実際にもりぞうの家にお住まいのお客様の暮らしを
これからもどんどんご紹介していきます!
今後にもご期待ください!
木曾ひのきの家 もりぞう 山梨支店:加藤