スタッフブログ 2017.02.24 心に残る伝統行事~山梨支店~
皆さまこんにちは!
もりぞう神奈川支店の初鹿です。
いつももりぞうのブログをご覧いただきありがとうございます!
さて、本日2つ目のもりぞうブログは、今となっては珍しくなった
“やこぼし(家壊し)”という行事をご紹介いたします。
最後には、参加者一同びっくりしたエピソードも!
こちらは山梨県のお客さま宅です。
祭壇です。
場所は・・・家の中です。
あまり見られない光景ですね。
“やこぼし(家壊し)”とは、建て替える家の解体前に、
今日まで代々家族を守ってくれた家に感謝し、お祓いをする行事です。
地域によっては今でも
受け継がれ行われている伝統行事です。
こちらの写真は、柱に金槌をあてる所作を行っているところです。
当日集まった老若男女皆が真剣な眼差しで見守っています。
この家での思い出を辿るかのように和室の床柱をなでるお客さま。
感謝の気持ちを伝えているかのようにも見えますね。
床の間の床板は磨きなおして、
今回の新しい家の床の間の板として使おうという話になっています。
その床板に関して、感動の瞬間がありました!
こちらの家は築95年。
当時の大工さんが、木の傷を活かして
富士山の絵を描き残していたのを、今回初めて見つけたのです!
これには一同びっくり&感動!
感慨深いやこぼしの儀式が、更なる感動の行事となりました。
さて、この大正時代の住まい。
どの様に生まれ変わるでしょうか?
ご家族皆さま楽しみにしていらっしゃいます。
木曾ひのきの家 もりぞう
神奈川支店 営業 初鹿